震災以来、あちらでもこちらでも募金活動・・・
いえね、そりゃ協力しますよ
困ったときはお互い様
私だって、何度も募金箱に小銭を(小銭だけかいっ!)入れております
でもね
なんだか、財布が軽くなってくると、ぐっ・・・・神様、ごめんなさい、私ってエゴイストです・・・・という気分になるじゃないですか
・・・・で、一昨日の夕方
終業のチャイムとともに、ダッシュで職場をあとにした私は、最寄り駅へ向かいました
(金曜の夜はダッシュで実家へ向かうことも多い)
・・・・で、駅前まで来ると・・・・
ん? 高校生らしき8人組が、駅の真下の道の両側に
げっ、また募金かい
今日のところは一つ、申し訳ないけど素通りさせてもら・・・
ん?
何の因果か、ちょうど、ぴたりと人通りが途絶えていて、誰一人歩いていない
なんでやー・・・・けっこう、乗降客の多い駅やのにー(汗)
募金活動やってるあんちゃんたちから20mほどの距離で、いっしゅん足を止めた
・・・・が、彼らも、足を止めた私に気づいたようだ
っせーの・・・って感じで
「東北関東大震災被災者のみなさんのために、募金お願いしまぁぁーす!」
ユニゾンで叫びやがった
私一人だけに向けた叫びだ(泣)
距離は10m
ここで、引き返すわけにも行かず・・・・
曲がり角もなく・・・・
あと5m
「東北関東大震災被災者のみなさんのために、募金お願いしまぁぁーす!」
ひぇぇぇ (涙)
これって、カツあげとちゃうんかいっ!?
小市民の私は、とてもきゃつらを無視する勇気はなく・・・・
彼らの目の前まできた
どうみても、高校生風・・・きっと、近所のM山高校の生徒だろう
せめてもの抵抗?でもないが、ちょっと話しかけてみた
とり「ここで素通りしたら、人でなしやと思うやろ?」
生徒の一人「いえいえいえいえいえいえ、とんでもないです」
愛嬌のある彼の顔が、ちょっと恐縮の表情になった
あきらめて、懐から財布を取り出して・・・・
ん? 幾ら出そう??
とりあえず、小銭がほとんど無かったのをいいことに? ちゃりんちゃりんと、募金箱に放り込んだ
とり「ほんの少額で悪いなあ」
生徒「いえいえいえいえいえ、とんでもないです」
他の生徒7人「ご協力、ありがとうございまぁぁーす!」
まあ、寒い中、ご苦労さんなことである
とり「風邪ひかんようにな」
生徒「はい、ありがとうございます」
若いうちの、こういうこう行為って、きっと、将来の糧になりますよね
・・・と、信じたいとりさんなのであった
・・・・・が、電車の乗換駅の駅ナカにも、降車駅の改札の外にも・・・・・
えーかげんにしてくれー
(人がいっぱいなので、人混みに紛れて逃れましたが・・・)