郵政民営化ばっかし前面に出るけど
じつは小泉さんって、やっぱし色んな改革に(かなり)本気で取り組んでることは間違いないと思うんですよ。
たとえば、政治的しがらみのない竹中さんを大臣にすえたり
道路公団の改革委に猪瀬さんらを起用したり
少なくとも、森(論外)はもちろん、小渕さんにもできなかったことをいろいろやってる・・・・公務員制度改革なんてのも、ある程度本気でやろうとしている
でも、財政赤字を解消するのはもちろん必要だし、(無駄な)公務員を減らすのも当然なんだけど、どうも腑に落ちない・・・・それは、「その昔、放漫経営を続けて赤字を増やした歴代総理や大蔵大臣さんなどは、何のお咎めもなしですか?」ということ
国家の赤字を解消するために支出を減らす→公共事業を減らす
→赤字は減るけど、失業者が増える→結局、弱い者いじめ
(公共事業全盛期に、談合等で大儲けした企業経営者はお咎めなし)
国家の赤字を減らすために公務員を減らす
→支出は減るけど、失業者が増える→結局、弱い者いじめ
(赤字を増やした政治家さんや高級官僚さん達はお咎めなし)
官僚、閣僚、政治屋さん達にも経営責任はあると思うんですけど・・・