吉野と言えば・・・・
なんといっても金峯山寺
(蔵王堂のあるお寺ね)
蔵王堂遠望です
東大寺の大仏殿の次にサイズの大きい木造建築物だそうで
中には、3体の青いお顔の蔵王権現様がいらっしゃいます
でも、ケチなので? 特別ご開帳期間しか権現様は拝めません (__;)
次は、3月末からだったかな・・・
少し歩くと、吉水神社
ここは、元々は神社ではなくて、金峯山寺の一部だったんだけど
明治期の神仏分離で神社になったとか。。。
んで、後醍醐天皇さんが、南朝を開かれたときの、さしあたってのお住まいとか・・・
日本史苦手な方、「南北朝時代」で検索してみて下さい
要するに・・・・すごい山の中だけど
ここに都(南朝)があったのね (^^ゞ
・・・という事情で、神社にもかかわらず書院造りの建物がありんす
ついでに、源義経が逃亡の途中でしばらく隠れてて、愛用の鎧甲とか(山伏姿で逃亡するので、ここで鎧甲を脱いだ)、弁慶が思案した部屋とか、静御前の持ち物とか(ここで、義経と静御前は別れた)、いろいろと真偽の怪しいものが展示されてました
・・・で、てくてく歩いて,如意輪寺というお寺に到着
でも、このお寺自体ではなく・・・
後醍醐天皇陵に,ちょっとお邪魔しました
吉野の山に、ひっそりと眠っておられます
ちなみに、先ほどの吉水神社も,主祭神は後醍醐天皇なのですが
この人のためには、後世、別に格の高い神社が建てられてます
今回のプチ旅行では寄ってませんが
それが吉野神宮
(写真は、平成11年の5月に行ったときのもの)
んで、そのあと、宿に向かって歩いてる途中に・・・
ん?
なんか、風情のある木があるぞ
コウヤマキです
名前の通り、高野山たくさん植えられた木ですが
(位牌や,地方によっては棺桶の材料に使う,仏教ゆかりの木です)
・・・・で、関西ではけっこう,枝をそのまま仏さんにお供えすることもあり、吉野地方でもそのようで・・・・
地元の人が、お供え用に枝をちょんちょん切るもんだから,こんなヘンな樹形になっちゃったらしいです。(^^ゞ