昨夜開けた白ワインは
ミシェル・コラン・ドレジェ(ミシェルが名前で、コラン・ドレジェが姓だと思います)という生産者の
シャサーニュ・モンラッシェ アン・レミリー1993という代物
まあ、庶民感覚からすると、かなりのハレの日にしか開けられないお値段、この生産者のワインは、日本の外務省も、たくさん買い込んでます
無限にいるブルゴーニュの白の作り手の中で、5本の指に入ると言われている評価の高いドメーヌです。もっと安いランクの品は、以前に何度も飲んでますが、このクラス(ブルゴーニュの1級という格付け)は・・・・以前一度あるだけのような
とくにめでたいことがあったわけではないですが、強いて言えばボーナスがでたことかな・・・(^^ゞ
実はこのボトル、京都に住んでいるときに神戸で買ったボトル(7年くらい前に購入)なんですが、何となく、置き場に関して不遇?な1本で、何の因果か、ここ5年くらい職場の研究室の冷蔵庫の野菜室に横たわっておりました・・・・(何かのお祝いの時に飲もうと思って、それが×になって、そのままになっていた)・・・・・
ワインの専門家の方に言わせれば、冷蔵庫はコンプレッサーの振動などでワインの保管には極めて劣悪な場所であるとのことですが、それを頭から否定する気はないですが、ワインの傷みは、高温は論外として、(一定以下の)温度さえ保てれば、あとは偶然に左右されると言っていい気がします
13年前に仕込まれたボトルですが、傷みやへたりは全く感じられず、大変良好な状態でした・・・まあ、冷蔵庫の野菜室ということは、5度くらいだったわけで、そこに納まってからの5年間くらいは、殆ど熟成は進んでいなかったんだと思います
味わいは、重厚にして繊細、コクがあるのにキレがある。低温でも香りの立ちが良く、過熟感もなく、ドライな中に蜂蜜のような風味もある、よくこなれた味わいでした・・・・ううぅ、うめぇぇぇ
ワインの熟成については、いろんな意見がありますが、この生産者は、ごく若いうちでも非常に美味しく飲めるつくりと解釈しています・・・・・そういう意味では、長く寝かせるのは、ちょっと「賭」っぽくもあるのですが、実力のあるワインは、やはり長い熟成に耐えるということでしょうか・・・・・まだボトル1/3ほど残ってるので、明日も(へたってなければ)楽しめるか!? え? 今日? 今日はカレーの日であり、休肝日です